あんしん通販コラム
ダイエット

固い脂肪(セルライト)を柔らかくしても消えはしない。撃退するための改善法まとめ

セルライトが固い!柔らかくするにはお風呂で温めるのが効果的?

セルライトは血行不良などが原因でできる、脂肪や老廃物のかたまり。
一度できるとなかなか消えず、燃焼されにくく厄介です。

セルライトは柔らかくしたり、温めたりしても消えません。
運動や医療施術、マッサージなどを継続すると、徐々にほぐれていきます。

今回の記事では、セルライトの特徴や原因、正しいセルライト対策の方法について紹介します。
頑固なセルライトに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

セルライトは「脂肪と汚れの塊」

セルライトは、脂肪と老廃物が固まったもの。
おしりや太もものお肉を捻ると、オレンジの皮のように凹凸が現れる方もいるでしょう。凹凸が現れる場合は、相当進行したセルライトです。

セルライトは、おしりや太もも、お腹などの脂肪が多い部分にできやすい特徴があります。
また、二の腕やふくらはぎにできることもあります。

セルライトは脂肪と老廃物のかたまりのため、ダイエットの大敵です。
健康的でメリハリのある体を作るためには、セルライト対策が重要です。

セルライトができる原因

セルライトができる主な原因は、次のとおりです。

  • 冷えやむくみ
  • 食生活の乱れ
  • 運動不足
  • リンパの滞り

冷えやむくみは、セルライトの大きな原因です。
冷えやむくみが発生すると、細胞間に老廃物が滞り脂肪細胞と結びつき、老廃物が吸着します。

脂肪や老廃物がかたまった状態が続くと、頑固なセルライトになります。
脂質の多い食事を続けていると、血液の流れが悪くなったり体が冷えやすくなったりして、セルライトの発生につながります。
また、運動量が不足すると脂肪が溜まりやすくなります。

血液が滞るとリンパの流れも悪化し、老廃物や余分な水分が排出されにくくなります。
その結果、体内に蓄積されセルライトの原因になります。

お風呂で温めるだけでは、セルライトは消えない

冷えを改善すれば、セルライトもなくなると考える方もいるでしょう。
しかし、お風呂に入って血行を改善しても、セルライトは消えません。

血流がよくなると脂肪は温まり、柔らかくなります。
しかし癒着した脂肪細胞や老廃物はそのままで、完全に消えることはありません。

【今日から実践】正しいセルライト対策

セルライトを撃退するためには、正しい方法で対策をする必要があります。
主なセルライト対策方法は、次のとおりです。

  • 生活習慣の中に運動を取り入れる
  • 医療痩身・メディカルダイエットを受ける
  • 寝る前に毎日リンパマッサージを行う
  • セルライトが出来にくい食生活に変更する

それぞれの詳しい方法について、具体的に紹介します。

生活習慣の中に運動を取り入れる

セルライトの除去には、継続的な運動が大切です。特にオススメな運動は、主に次のとおりです。

  • ランニングやウォーキング
  • 水泳
  • 筋力トレーニング

ランニングやウォーキング

ランニングやウォーキングは、20分以上継続すると脂肪が燃焼されやすくなります
背筋を伸ばした正しい姿勢で、両肘を約90度に曲げて腕を大きく後ろに引くイメージをしながら、ランニングやウォーキングをしましょう。

ランニングは息が上がる程度、ウォーキングはやや早歩きでおこなうと運動強度が高まります。
最初は無理のない範囲で、徐々に距離や時間を伸ばしていきましょう。

水泳

水泳は全身運動であり、脂肪の燃焼に効果的です。
週に1〜3回程度の頻度で継続すると、より脂肪燃焼効果が高まるでしょう。

水泳初心者の方は、水中ウォーキングがおすすめです。
通常のウォーキングよりも全身の筋肉を使うため、運動強度が高まります。

水泳が得意な方は、お好きなフォームで自由に泳ぎましょう。
1回あたりのトレーニング時間の目安は、30分〜1時間程度です。

筋力トレーニング

筋力トレーニングは筋肉の増強や基礎代謝の向上のほか、むくみや冷えの改善にもつながります。
筋肉は血液のポンプの役割も担っているため、体の隅々まで血液が流れやすくなります。

筋力トレーニングの前には、怪我予防のため必ずストレッチをしましょう。
初心者におすすめの筋力トレーニングメニューは次のとおりです。

  • スクワット
  • プランク
  • シットアップ

スクワットは足を肩幅に開き、膝の位置をなるべくそのままにしてお尻を上下させる動作です。
プランクはうつ伏せになって腕をつき、体をまっすぐにして保つ体幹トレーニングです。

シットアップはいわゆる腹筋で、腹部の筋力増強に効果的です。
きついトレーニングをするよりも継続することが大切なため、継続できる程度のトレーニングを選んで毎日コツコツおこないましょう。

医療痩身・メディカルダイエットを受ける

医療痩身やメディカルダイエットは、セルライトの除去に効果的です。
中でもBTLセルトーンは、強力な音波エネルギーでセルライトの除去に役立ちます。

ほとんど痛みはなく、腫れなどのダウンタイムもありません。
BTLセルトーンは次のような方におすすめです。

  • セルライトがなかなか落ちない
  • きついトレーニングや食事制限ができない
  • 痛みのある背術はしたくない

BLTセルトーンはコラーゲンの産生を促進したり、新陳代謝やリンパの排液を促したりする効果があります。
更に自身でおこなうマッサージを組み合わせると、より効果が高まります。

効果が出るまでの期間

施術は1週間に1回程度、合計5〜10回おこなうことが理想です。
効果が出るまでは1〜2ヶ月程度かかります。

施術を重ねるにつれ、徐々に効果が現れてくるでしょう。
また、可能であれば毎日湯船に浸かって体を温めたり、食事や運動習慣の改善を試みたりすると、より早く効果が現れやすくなります。

ざっくりとした予算

太ももやおしりの場合、1回の施術あたり3000ショットを2回おこなうことが多いです。
6000ショットおこなう場合、1回あたり約6,000円程度かかります。

そのため太ももとおしりの施術を受ける場合、1回あたり約12,000円×5、もしくは×10となるため、60,000円〜120,000円程度の予算です。

決して安くはない費用のため、生活改善をしてもなかなかセルライトが落ちない際の最終手段にするとよいでしょう。

寝る前に毎日リンパマッサージを行う

毎日マッサージをすると、血液やリンパの流れが改善されてセルライトがつきにくい体質になります。
マッサージをする前には、オイルやクリームを塗ってすべりをよくしておきましょう。皮膚の摩擦によるダメージを抑えられます。

おすすめのリンパマッサージの方法は、次のとおりです。

太もも
  • 両手を片膝に置き、指と手のひら全体で太ももを掴む
  • 軽く押しつつ、付け根に向かって揉み上げる
  • 表側、外側、内側、裏側をおこなったあと、反対の足も同様にマッサージする
おしり
  • 立ち上がり、片手をグーにして太もも裏の付け根に添える
  • 親指以外の第二関節で、お尻を下から上に揉み上げる
  • 反対側も同様におこなう
  • 両手をグーにしてウエストに当て、上から下に10回さする

マッサージローラーなどの器具を活用すると、より簡単にリンパマッサージができます。

セルライトが出来にくい食生活に変更する

脂質の多い食生活は冷えやむくみのもとになるだけでなく、体に脂肪がつく原因となります。
そのため、次のような食生活を心がけましょう。

  • 栄養バランスを重視する
  • 毎日なるべく決まった時間に食事をする
  • 夜遅くに食べない

日本人の食事は糖質や脂質が多くなりやすく、食物繊維やタンパク質が不足しがちです。
そのためごはんやパンなどの主食、揚げ物や丼ものは控え、卵や鶏胸肉、野菜などを積極的に摂取しましょう。

また、毎日なるべく同じ時間に食事を摂ると、食欲をコントロールしやすくなります。
食事を抜くと次の食事で摂取した栄養が体に蓄積されやすくなるため、1日3食を心がけましょう。

夜9時以降はBMAL1という体脂肪の増加指令を担うタンパク質が増加し、体脂肪が蓄積されやすくなります。
そのため夜遅くの食事は控え、遅くなってしまった場合は軽い食事で済ませましょう。

セルライトの正しい対策で理想の体になろう

今回の記事では、セルライトの特徴や原因、正しいセルライト対策の方法について紹介しました。
セルライトは一度つくと落ちにくいため、セルライトができないよう事前に対策することがおすすめです。

血行不良やリンパの滞りがセルライトの原因となりやすいため、まずは生活習慣を整えて健康的な体を作ります。マッサージなどを取り入れてもセルライトが落ちない場合は、医療痩身なども検討してみましょう。

正しくセルライト対策をすると、すっきりと健康的な美しい体型を目指せます。無理のない範囲で生活改善し、健康な体づくりを目指しましょう。

この記事の参考サイト

なかなか落ちないセルライトができる原因と対処法
ウォーキングの正しいやり方 効果を高めるポイントをプロが解説
水泳ダイエットで痩せるメニュー RENAISSANCE magazine(ルネサンスマガジン)
【筋トレ初心者向け】効果的なトレーニング方法と筋トレメニューを紹介 KONAMIスポーツクラブ
BTLセルトーン 松田知子皮ふ科