側頭部がハゲている人は、大抵はAGAではありません。
ただ、放置していても良くなるものではありません。
こちらでは側頭部ハゲ専用の薄毛改善法を3つご紹介します。
今日から改善を始めれば、徐々にですが髪の毛が生えてきますので実践してみましょう。
側頭部の薄毛はAGA(男性型脱毛症)とは関係なし
側頭部の薄毛はAGAではない可能性が高いです。
AGA(男性型脱毛症)は、5αリダクターゼと呼ばれる還元酵素によって変換された男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)が髪の毛の成長サイクルを乱すことによって現れる脱毛症状です。
側頭部にはジヒドロテストステロンの受容体が殆ど存在しないため、AGAは発症しにくいとされています。
そのため、側頭部ハゲの原因はAGAではなく生活習慣などに紛れている可能性が高いと言えます。
側頭部のハゲの原因は3つ
側頭部がハゲてしまう原因は下記の3つ。
どれか1つでも心当たりがあれば要注意。
- 眼精疲労による血行不良
- 肩こりによる血流の悪化
- 大きなストレスによる円形脱毛症
眼精疲労による血行不良
長時間パソコンを操作する人、スマホを触り続けてしまう人など目を酷使してしまう人は眼精疲労になりやすく側頭部の血流が悪くなりがちです。
側頭部への血流が悪くなると、髪の成長に必要な栄養素が不足してしまい薄毛の原因になることがあります。
毎日の小さな積み重ねで血流が悪化しているので、劇的にハゲる事は稀です。
肩こりによる血流の悪化
デスクワークの人や普段運動しない人は、肩が凝って頭皮への血流が悪化し、側頭部の薄毛に繋がることがあります。
側頭部の薄毛に悩む人で、肩こりに悩む人も多いので、まずはご自身の肩を押してみて硬いかどうかを確認してみましょう。
大きなストレスによる円形脱毛症
強いストレスが長期間続くと、円形脱毛症を発症する事があります。
側頭部に限った話ではありませんが、側頭部のハゲ方が丸みを帯びている場合にはストレスによる円形脱毛症を疑いましょう。
仕事のストレス、人間関係のストレスなど普段から強いストレスを受けていると実感している人は要注意です。
側頭部の薄毛を対策する3つの方法
側頭部の薄毛対策にオススメな方法は下記の3つ。
どれか1つでも良いので、今日から実践してみましょう。
- 目の周りをマッサージして眼精疲労を解消する
- こまめなストレッチで肩こりを対策する
- 趣味に没頭してストレスを発散する
目の周りをマッサージして眼精疲労を解消する
スマートフォンやパソコンの操作時間が長い人は、目の周りをマッサージして眼精疲労を解消するようにしましょう。
眼精疲労向けのマッサージは下記の流れで行ってください。
- 指の腹を使ってこめかみを下から上へほぐし上げ
- 左右の顎を下から上へほぐし上げ
- 眉毛の上を指全部を使って持ち上げもみもみ
- 目の周りの筋肉を優しく流す
1日3分くらいで良いので、上記のマッサージを実施して下さい。
あまり指でグリグリしないように!
こまめなストレッチで肩こりを対策する
普段運動しない人、デスクワークの人は肩こりになりやすいため、下記で紹介するようなストレッチを実施しましょう。
- 肩甲骨を意識して腕を外側、内側に回す
- 大きく背伸びする
- 肩甲骨を寄せるように胸を張る
骨格を意識して肩を回すだけでも、肩こりは解消されるので1日5分程度肩を回すようにしましょう。
趣味に没頭してストレスを発散する
仕事などで忙しいかもしれませんが、お休みの日や退勤後には趣味に没頭してください。大きな声で歌う、好きなスポーツを楽しむ、ゲームをする。
趣味に没頭すると、ストレスが発散され頭皮への血行が良くなります。
人生を楽しむことが結果的にストレスの発散に繋がりますので、最近楽しめてないなという人は休日や仕事以外の時間を楽しめるように行動しましょう。
側頭部の薄毛は病気の可能性もある
側頭部の薄毛は、おもわぬ病気の可能性もあります。
可能性のある病気の特徴を解説しますので、ドキッとしたものがあった人は医療機関を受診してください。
- 甲状腺機能の異常
- 蛇行性脱毛症
- 牽引性脱毛症
甲状腺機能の異常
何らかの原因により、甲状腺機能に異常が生じると甲状腺ホルモンの分泌が増えすぎる事で側頭部に薄毛症状が現れる事があります。
個人での治療は難しいとされている為、医療機関を受診する事をオススメします。
蛇行性脱毛症
円形脱毛症で、頭髪の生え際が帯状に抜ける型を蛇行性脱毛症と言います。
耳回り、前髪の剃りこみあたりから帯状に抜けた時には蛇行性脱毛症を疑いましょう。
脱毛部周辺の髪を引っ張ると、するりと簡単に抜ける特徴があります。
強いストレスや生活習慣が関係していることが多い傾向にあります。
牽引性脱毛症
牽引性脱毛症は、髪の毛が引っ張られ続ける事で現れる薄毛症状です。
ポニーテール、オールバックなど頭皮に負担が強い髪型を長期間続ける事で発症しやすいとされています。
基本的には頭皮に負担が強い髪型を止め、頭皮を休める事で症状が改善する事が多いとされていますが、人によっては牽引性脱毛症とAGA(男性型脱毛症)を併発する事もある為、無くなった髪の毛が戻らない可能性もあります。
横から見てもハゲが目立たないフサフサな髪の毛を目指そう
側頭部のハゲは珍しいため、非常に目立ちます。
今日から治療を始めれば、あなたの髪の毛を取り戻せる可能性が高くなります。
また今後でいいやとブラウザバックするのではなく、今日から行動を始めましょう。