今回の記事では、人気の早漏治療薬「ポゼット」の効果について詳しく解説いたします。
さらに関連する早漏防止薬についても併せて紹介していきます。
早漏に効果のあるプリリジー・ポゼットとは
プリリジーは早漏治療に用いられる先発医薬品です。
ポゼットはプリリジーと同じ有効成分を含有するジェネリック医薬品です。
同じ効果でありながら安価で購入できるのが嬉しいポイントです。
これらの早漏治療薬はED治療薬と併用して服用することができるため、早漏とEDを同時に治療していくことが可能です。
プリリジー・ポゼットの効果
プリリジー・ポゼットの有効成分は「ダポキセチン」というもので、この成分には脳内物質である「セロトニン」を増加させる働きがあります。
セロトニンが増加するとノルアドレナリンの分泌が抑制され、脳が過度に興奮する状態を抑えることができます。
早漏にも色々な種類があり、その中でも、性的なストレスやトラウマ、過度な興奮状態などによって引き起こされるものを「心因性早漏」といいます。
心因性早漏は精神面の影響が大きいため、ポゼットのような内服薬で改善をするのがおすすめです。
プリリジー・ポゼットの服用方法
プリリジー・ポゼットを服用するタイミングは性行為の1時間前。
錠剤なので水かぬるま湯で服用します。
30分~1時間程度で効果が出始め、3~5時間ほど効果が持続します。
食事による影響は受けないとされていますが、より効果を高めるのであれば空腹時の内服がおすすめ。
性行為の前にあらかじめ飲んでおくものなので、相手にバレることなく使用できるのもポゼットの魅力です。
プリリジー・ポゼットの副作用
ポゼットを服用すると、以下のような副作用が現れる可能性があります。
- 頭痛
- めまい
- 口の渇き
- 吐き気
- 下痢
- 不眠症
副作用の有無は人によって異なりますが、症状が治まらない場合は医師に相談しましょう。
また、有効成分ダポキセチンは、アルコールとの相性が悪い為、併用は厳禁です。
悪酔いするだけでなく、強い吐き気や嘔吐、ひどければ失神することもあります。
アルコールを摂取する場合は、最低でも服用から1時間以上はあけるようにしてください。
早漏に効果のある塗り薬「キシロカイン」
キシロカインは、外科などの局所麻酔薬にも使用されることのある塗り薬で、早漏防止薬としても使われています。
キシロカインに含まれている有効成分には男性器の感覚を鈍らせる効果があり、それによって早漏を防止する効果を得られます。
ペニスの感覚が敏感すぎる人におすすめの医薬品です。
キシロカインの効果
キシロカインを塗布することでペニスの感覚が鈍くなり、射精までの時間を延ばす事ができます。
早漏の中でも、ペニスの感覚が強すぎる「敏感性早漏」の方におすすめ。
キシロカインは感覚を鈍くはするものの、感度が著しく悪くなることはありませんので、安心して使用できます。
ただし一度に多量を塗布すると射精に影響を及ぼすことがあるため、適量に留めるよう注意しなければいけません。
キシロカインの使用方法
キシロカインを塗布するタイミングは性行為の30分ほど前、亀頭などの特に敏感な部位に適量を塗布します。
10分~15分程度で効果が現れ始め、1~3時間程度効果が持続するとされています。
なお、キシロカインの麻酔成分は女性側に影響を及ぼすことがあります。
キシロカインを使用した際は必ずコンドームを着用してください。
キシロカインの副作用
キシロカインを使用すると、以下の副作用が現れる可能性があります。
- かゆみ
- かぶれ
- 発疹
まれにアレルギー症状を引き起こすことがあり、不整脈や痙攣などの副作用が出ることがあります。
初めて使用する際は少量にしておき、副作用が出ないことをしっかりと確認しておきましょう。
キシロカインとリドカインの違い
「キシロカイン」は早漏防止薬の商品名、「リドカイン」は早漏防止薬に含まれている成分の名前です。
塗布タイプの早漏防止薬にはリドカインが有効成分として含まれていることが多く、キシロカインにもリドカインが含まれています。
早漏防止薬には「キシロカイン」と「リドカイン」という名前の商品がどちらもありますが、得られる効果は基本的には同じです。
ただし商品によって価格の違いや効果の差などがありますので、自分に合いそうな方を選んでください。
正しい早漏薬の選び方は3つ
こちらでは、早漏治療薬をどのようにして選べば良いのか解説していきます。
具体的には以下3つのポイントから選ぶのが一般的です。それぞれ深掘りしていきます。
- 価格で選ぶ
- 症状で選ぶ
- 効果で選ぶ
価格で選ぶ
早漏防止薬は、どの薬を選ぶのかによって価格が全く異なります。
例えば、ジェネリック医薬品であるポゼットの1錠あたりの価格は130円程度ですが、先発医薬品のプリリジーの1錠あたりの価格は1,999円程度です。
得られる効果は基本的には同じであるため、コスパを優先するのであれば、ジェネリック医薬品の購入で基本的には問題ありません。
価格のことは気にせず、知名度・信頼性などを優先するのであれば先発医薬品がおすすめです。
症状で選ぶ
早漏には以下の4つのタイプがあります。
- 心因性早漏:性的なトラウマやストレスなど精神面が原因で引き起こされるタイプ
- 過敏性早漏:ペニスの感覚が敏感すぎることで引き起こされるタイプ
- 衰弱性早漏:加齢によって射精のコントロールが上手くいかなくなり引き起こされるタイプ
- ED性早漏:勃起不全によって引き起こされるタイプ
心因性早漏の場合は、脳の興奮を和らげる効果のある内服薬がおすすめです。
過敏性早漏やED性早漏の場合は、塗布タイプの早漏防止薬が合っています。
ED性早漏であれば、合わせてED治療薬を併用するとより効果的です。
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まずは自分がどの症状に当てはまるのかをしっかりと把握し、その上で効果的な早漏防止薬を選びましょう。
効果で選ぶ
早漏防止薬は大きく分けて3つの種類に分けられます。
- 錠剤タイプ:ノルアドレナリンを抑制し、脳の過度な興奮状態を抑える効果
- 塗布タイプ(麻酔):感度はそのままに男性器の感覚を鈍らせる効果
- 塗布タイプ(男性ホルモンの補充):男性ホルモン(テストステロン)を補充することで、EDと早漏を根本的に改善していく効果
錠剤タイプと麻酔タイプは、薬が自分の体に合っていれば即効性が得られます。
手軽に使いたい人におすすめです。
男性ホルモンを補充するタイプの早漏防止薬は、一定期間の使用を続けることで徐々に効果が現れ始めます。
即効性はありませんが、EDと早漏のどちらにもアプローチをできるのが魅力です。
正しい成分と効果を理解した上で早漏防止薬を選ぼう
早漏防止薬には色々な種類があり、それぞれで含まれている成分や得られる効果が全く異なります。
間違った選び方をしてしまうと正しい効果を得られないので注意が必要です。
正しい早漏防止薬を選ぶためには、自分がどのタイプの早漏なのかをあらかじめ知っておくことが大切です。
まずは症状を確認し、どの薬が一番適しているのかを考えましょう。
薬の正しい成分と効果を理解した上で、自分に合った早漏防止薬を選んでくださいね。