お酒を適量呑めば、早漏に良い効果があります。
逆に飲みすぎると早漏以前に、勃起しなくなります。
こちらの記事では早漏とアルコールの関係について詳しく解説していきます。
アルコール・お酒は早漏に効果がある。根拠は2つ
結論から言えば、性行為の前にアルコールを摂取することで、射精までの時間を長くできる場合があります。
根拠は下記の2つ。それぞれ詳しく解説いたします。
- 緊張感がほぐれ、リラックスできる
- 刺激を感じづらくなる
緊張感がほぐれ、リラックスできる
アルコールが早漏改善に効果があると考えられる1つ目の理由は、アルコールの作用により緊張感がほぐれて、リラックスしやすくなることです。
適度なお酒を飲むことで「早漏だと思われたらどうしよう」というような不安感を減少させられる場合があります。
ただし、不安を取り除くためにお酒を飲んだ後にセックスすることが習慣化されてしまうと、お酒を飲めない状況になった際に、より一層不安に襲われる可能性もあります。
そして、不安感が強まり焦ってしまうことで早漏がさらに悪化するケースもあるようです。
このような状態にならないためにも、性行為の飲酒は「緊張感の強い場合だけ飲む」など自分なりにルールを決めておきましょう。
刺激を感じづらくなる
お酒が早漏改善に効果的とされる理由の2つ目は、お酒を飲むと身体に刺激を感じにくくなるためです。
お酒を大量に飲むと、脳細胞や神経細胞が麻痺することで、感覚が鈍くなります。
「酩酊状態で帰宅して、翌朝起きると身に覚えのない怪我をしていた」「昨日の記憶が全くない」といった経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
これらは、アルコールの作用により脳細胞や神経細胞が麻痺していたことによるのです。
「身体の怪我を覚えていない」というのは、お酒の作用により痛みなどの刺激も感じられなかったということです。
この「身体的な感覚が極端に鈍くなる」というのは、陰茎を含めた全身に当てはまることです。
つまり、性行為前にお酒を飲むことで陰茎への刺激を感じにくなるため、射精までの時間が伸びる可能性があると言えるのです。
早漏対策に適したアルコール・お酒の飲み方
早漏改善のためにアルコールを摂取するのには、いくつかの注意点があります。
ここでは、早漏対策に適したお酒の飲み方について解説します。
- 勃たなくなるので飲みすぎは厳禁
- 飲酒から少し時間を置くとGood
勃たなくなるので飲みすぎは厳禁
性行為前にお酒を大量に飲むことは禁物。
飲みすぎてしまうと酩酊状態に陥り、全身の感覚が必要以上に麻痺してしまう場合があるためです。
前述の「酩酊状態で帰宅して、翌朝起きると身に覚えのない怪我をしていた」というレベルまで酔ってしまうと、体調が悪く性行為に至れなかったり、性行為ができても全く刺激を感じられず、勃起ができなくなってしまったりというリスクもあります。
十分に勃起できないと、挿入できないという状況になったり、挿入できても中折れ状態になったりという可能性もあるでしょう。
「酔うとすぐに眠ってしまう」という人もいるかもしれません。
そのような場合は、そもそも性行為に至れない可能性があります。
つまり、適度な量の飲酒あれば普段より刺激を感じにくくるものの、飲みすぎてしまうと反対に性行為自体ができなくなるリスクがあるのです。
アルコールの適量は人によって異なりますが、一般的にはビール中ビン1本程度と言われています。
ちなみに「アルコール中毒患者にはED(勃起不全)の発生率が多い」というデータもあるようです。
セックス前だけでなく、普段から大量にお酒を摂取することは、EDに罹ってしまう可能性もあるということを覚えておきましょう。
普段から大量に飲酒することは早漏改善に繋がらないのです。
緊張をほぐす目的でお酒を飲もうと考える場合は、事前に自分にとって「リラックスできる量」を確認しておきましょう。
また、どうしても自分の力だけでは早漏とEDを制御できない場合、以下のようなEDと早漏の両方を改善させる治療薬を活用することもオススメです。
飲酒から少し時間を置くとGood
「早漏改善のために飲酒したのに、勃たなかった」
「中折れしてしまった」
これらのような事態を防ぐためには、飲酒後すぐに性行為を始めるのではなく、少し時間を置くことが有効です。
飲酒直後は体内のアルコール濃度が高く、勃起できないリスクがあるためです。
また、酔っ払った状態での性行為は相手のことを十分に考える余裕がなく、乱暴に扱ってしまったり、自分勝手に進めてしまったりと、意図せずに傷つけてしまう危険性もあります。
酔いがやや冷めて、客観的に自分の行動や気持ちを見られる状態で性行為を始めるのがベストでしょう。
早漏が気になるなら適度なお酒が最適
お酒を上手く使えば、早漏が効果的に改善できます。
ただ、誤った量を飲んでしまったりすると逆に早漏が悪化する可能性もあります。
お酒と上手に付き合って、効率的に早漏を治してみましょう。