まつ毛の生え方は、遺伝や生活習慣によって決まります。
生活習慣を整えて、まつ毛が綺麗に生える人もいれば、遺伝的要因によって生え方を変えられない人も居ます。
今回の記事では、まつ毛の生え方が変わる原因と生え方のタイプ、まつ毛の生えぐせを直す方法について解説します。
まつ毛が内側を向いて生えている、まつ毛の向きがバラバラに生えている方は、ぜひ参考にしてください。
【原因3つ】まつ毛の生え方は後天的な要因でも変になる
まつ毛の生え方には、先天的な原因と後天的な原因があります。
「以前は外向きに生えていたのに、いつの間にか内向き・バラバラになっていた」という場合は、後天的な原因がある可能性が高いです。
まつ毛の生え方が変わってしまう後天的な原因には、主に以下の3つが考えられます。
- ビューラーなどによるダメージ
- まぶたの脂肪の重さで下向きに
- 栄養不足やストレス、睡眠不足でも変になる
1. ビューラーなどによるダメージ
ビューラーなどによってまつ毛がダメージを受けると、正しい向きに生えてこなくなることがあります。
また、まつ毛エクステやまつ毛パーマのしすぎでもまつ毛の向きが変わることも。
まつ毛がダメージを受けると、まつ毛の根元が損傷して生え方がバラバラになってしまいます。
そのため、生える方向がまとまらなくなってチグハグな見た目になってしまうのです。
2. まぶたの脂肪の重さで下向きに
加齢によってまぶたがたるんだり、肥満によって瞼に脂肪がついたりすると、まぶたの重みでまつ毛が下向きに生えることがあります。
特に上まつ毛は本来外側に向かって生えていきますが、まぶたがたるむことでまつ毛の重さに耐えられなくなり、内側に生えていってしまうケースが多いです。
加齢によるたるみや肥満に心当たりのある方は、それらが原因となってまつ毛の生える向きが変わってきた可能性が高いでしょう。
3. 栄養不足やストレス、睡眠不足でも変になる
生活習慣の乱れも、まつ毛の向きが変わる原因となります。
栄養不足やストレス、睡眠不足などは体全体に悪影響を及ぼします。
まつ毛に必要な栄養が不足すると、まつ毛にしなやかさやコシがなくなって下向きに生えてしまうことも。
また、ストレスや睡眠不足などで体調が悪くなると、まつ毛に栄養が行き渡りにくくなり健康なまつ毛が生えにくくなってしまいます。
先天的なまつ毛の4タイプも知っておこう
まつ毛の生える向きが変わる後天的な原因を解説しましたが、続いては先天的なまつ毛の生えぐせについて紹介しましょう。
まつ毛の生え方には、主に以下の4タイプがあります。
- 上がりまつ毛
- 真っ直ぐまつ毛
- 下がりまつ毛
- 逆さまつ毛
1. 上がりまつ毛
上がりまつ毛とは、生まれつきビューラーをしたかのようにまつ毛が上がっている生え方のことです。
何もしなくてもまつ毛が上を向いて生えてくれるので、瞳の中に光が入りやすくぱっちりとした目に見えます。
上がりまつ毛の方はビューラーをする必要がないので、メイクによるまつ毛のダメージは起こりにくいといわれています。
欧米人に多いタイプですが、日本人にはあまりいません。
2. 真っ直ぐまつ毛
真っ直ぐまつ毛は、目を開けたときに地面と並行になるように生えているタイプです。
日本人には非常に多いタイプで、ほとんどの方が真っ直ぐまつ毛といわれています。
真っ直ぐまつ毛の場合は、普通にしていてもまつ毛が目に入ったり視界に入ったりすることはないので生活に支障はありません。
より目元をぱっちり見せたい場合は、ビューラーやまつ毛パーマ、まつ毛エクステなどをする方が多いです。
3. 下がりまつ毛
下がりまつ毛は、真っ直ぐまつ毛よりも少しまつ毛が下がった状態のことを指します。
場合によっては、普通に目を開けていても視界にまつ毛が入ってしまい邪魔になることも。
眼球を傷つけることはほとんどないので手術などは必要ありませんが、少しうっとおしく感じることもあります。
ビューラーだとカールがすぐに落ちてしまいがちなので、まつ毛パーマで角度を固定する方が多いようです。
4. 逆さまつ毛
逆さまつ毛はまつ毛が眼球方向に生えてしまうことで、まつ毛が眼球に当たってしまう生え方です。
そのため、まつ毛が伸びると眼球を傷つけたり、痛みが出てきたりしてしまうことも。
逆さまつ毛は「まつ毛内反症」とも呼ばれる病気で、治療が必要になります。
そのままにしていると眼球が傷ついてしまうため、手術によってまつ毛の生える向きを調整します。
まつ毛の変な生え方を治す方法は4つ
まつ毛が変な生え方をしている場合、以下4つの方法を試すことで生え方が改善する可能性があります。
- メイクやクレンジングのやり方を改める
- 食事・睡眠など生活習慣を改善する
- まつ毛パーマやまつ毛エクステをする
- まつ毛育毛剤でケアをする
1. メイクやクレンジングのやり方を改める
まつ毛に刺激を与えるようなメイクやクレンジングは、まつ毛の生え方に悪影響を及ぼしている可能性があります。
落ちにくいマスカラを使ったり、ゴシゴシと擦ってクレンジングをしたりしてしまう方は、メイクやクレンジングの方法を見直してみましょう。
マスカラは他のメイクアイテムよりも落としにくいものが多いので、お湯落ちのものや落としやすいものを使いましょう。
また、目元のクレンジングは優しく丁寧にして、決して強く擦ることのないように気をつけてください。
2. 食事・睡眠など生活習慣を改善
食事や睡眠などの生活習慣は、まつ毛にも大きな影響を及ぼします。
乱れた生活習慣は、まつ毛の向きがバラバラになったり抜け毛や切れ毛になりやすくなったりする原因にも。
特にまつ毛の主成分となるタンパク質は積極的に摂取しましょう。
また、規則正しい時間に食事・睡眠を行うことで、成長ホルモンが分泌されてまつ毛が健康に育ちやすくなります。
3. まつ毛パーマやエクステ【生え方のタイプに合ったもの】
まつ毛パーマやまつ毛エクステをすることで、まつ毛の向きを整えることができます。
さらには目元が華やかに見えるので、目を大きく見せたい方やキュートな印象にしたい方にもおすすめです。
ただしまつ毛パーマやまつ毛エクステは、自まつ毛を傷めてしまうので注意が必要です。
さらに継続的に行うとお金もかかるので、よく考えてから施術を受けるようにしてください。
4. まつ毛育毛剤でケア
自まつ毛が痛むのが嫌という方は、まつ毛育毛剤でケアする方法がおすすめです。
まつ毛育毛剤はまつ毛を健康的に長く伸ばす為、長いまつ毛を長期間維持できます。
まつ毛を長く伸ばしたい方や増やしたい方は、まつ毛育毛剤を使ってマツ育をしましょう。
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まつ毛の変な生え方は努力で改善可能【今日からケアを】
今回の記事では、まつ毛の生え方が変わる原因と生え方のタイプ、まつ毛の生えぐせを直す方法について解説しました。
まつ毛の生えぐせを根本的に解決したいのであれば、ケアの方法や生活習慣を見直してみましょう。
まつ毛の生えぐせや長さ、濃さに悩んでいる方は、一度まつ毛育毛剤を試してみてはいかがでしょうか?