臭い美容液は今すぐ捨てるべき。高確率で商品が腐っています。
本記事では、まつ毛美容液が臭いと感じる理由や、臭いまつ毛美容液を使うデメリットを中心に解説していきます。
腐ったまつ毛美容液はとても臭い
腐ったまつ毛美容液は、ツンとした酸っぱい臭いがします。
使用する前に、下記2ポイントに注意してみましょう。
- ツンとした酸っぱい臭い、チーズのような腐敗臭は超注意
- 色が濁っている、汚くなっている場合もアウト
ツンとした酸っぱい臭い、チーズのような腐敗臭は超注意
まつ毛美容液を開け、直接中のにおいを嗅いでみましょう。
もしもツンとした酸っぱい臭い、チーズのような腐敗臭がしたとしたら、要注意。
まつ毛美容液が腐る原因は、雑菌の繁殖。
雑菌が繁殖するともともとのにおいは消え、酸っぱい臭いになったり、腐敗臭がしたりするようになります。
色が濁っている、汚くなっている場合もアウト
まつ毛美容液が腐っている場合、臭い以外に見た目にも特徴が出ます。
購入時とは異なり、色が濁って液体自体が汚くなるのです。
ただし、まつ毛美容液は商品によって中身が見えない容器のデザインとなっています。
このような時は、まつ毛美容液を紙やティッシュに垂らして色を確認してみましょう。
もしくは、チップやブラシについた液体の状態を観察しても、テクスチャーの変化から美容液の腐敗に気づけることがあります。
腐りはじめたらすぐにわかるよう、使用するまつ毛美容液の本来のにおいや色、テクスチャーを開封時に確認しておくのがおすすめです。
臭いまつ毛美容液を使うのはデメリットだらけ
まつ毛美容液が臭い、でももったいないからもう少し使おうかな…と考えている方は絶対にやめましょう。
臭いまつ毛美容液を使うのはデメリットだらけ
- 雑菌が繁殖しており、十分な効果が期待できない
- 目の衛生を悪化させ、まつ毛が弱って本数が減ってしまう
- 炎症やかゆみ、結膜炎などのトラブルを引き起こす恐れも
雑菌が繁殖しており、十分な効果が期待できない
臭いまつ毛美容液は、確実に内部で雑菌が繁殖しています。
雑菌が繁殖したまつ毛美容液は成分自体の質が悪化していますから、使ったところで本来の十分な効果は期待できません。
効果を発揮しないまつ毛美容液を塗っても、何の意味もないですよね。
目の衛生を悪化させ、まつ毛が弱って本数が減ってしまう
腐ったまつ毛美容液を使ってしまうと、効果がないどころか目に悪影響を与えることもあります。
なぜなら、腐ったまつ毛美容液を使うと、繁殖した雑菌が目についてしまうからです。
まつ毛美容液を腐らせた雑菌が目に付けば、目の衛生が悪化するのは簡単にイメージできると思います。
衛生状態が悪いと、結果的にまつ毛が弱り、最悪の場合抜け落ちて本数が減ってしまうこともあります。
炎症やかゆみ、結膜炎などのトラブルを引き起こす恐れも
腐ったまつ毛美容液の使用は、まつ毛が抜ける以外にも深刻な問題を引き起こします。
雑菌が目に付くことによって、下記のようなトラブルが発生するかもしれません。
- まぶたに炎症が起きる
- かゆみが出る
- 結膜炎になる
- ものもらいになる
腐ったまつ毛美容液はデメリットだらけ、まさに百害あって一利なし。
少しでも臭いと感じたら、使用を中止してください。
まつ毛美容液の消費期限をチェック
こちらでは、まつ毛美容液を使い切る目安である消費期限について、詳しく紹介していきます。
- 未開封なら1〜3年は品質を保つ
- 開封後は3〜4ヶ月、商品によっては2ヶ月が目安
未開封なら1〜3年は品質を保つ
まつ毛美容液の消費期限は、商品が開封済みかどうかで大きく変わります。
未開封の商品であれば、開封するまで1~3年は品質を保ったまま保管できると考えて問題ありません。
ただし、まつ毛美容液の多くは本体に期限が書かれているわけではありません。
なぜなら、「医薬品医療機器等法第61条」において、まつ毛美容液の多くが分類される化粧品の項目に、下記の内容が記載されているからです。
化粧品は、その直接の容器又は直接の被包に、次に掲げる事項が記載されていなければならない。(中略)製造又は輸入後適切な保存条件のもとで3年以内に性状及び品質が変化するおそれのある化粧品
引用元:東京都健康安全研究センター(https://www.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/k_yakuji/i-kanshi/cosme/c_label/)
まつ毛美容液は適切な保存条件で保管すれば3年以上品質を保てるため、多くの承認に使用期限は明記されていないのです。
そのため、製造日を確認し、そこから3年以内であれば問題なく使用できると判断して良いでしょう。
開封後は3〜4ヶ月、商品によっては2ヶ月が目安
未開封のまつ毛美容液は1~3年持つ一方で、一度でも開封した場合消費期限は一気に短くなります。
開封後の使用期限目安は3~4か月、商品によっては2か月です。
「そんなに早く使い切るなんて難しいのでは?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、実は使用期限内にまつ毛美容液を使い切るのは難しいことではありません。
なぜなら、まつ毛美容液の内容量は、説明書に記載通りの量と頻度で使用を続ければ期限内に使い切れるよう計算されているからです。
まつ毛美容液を腐らせずに使い切るには、継続が大切なのです。
まつ毛美容液の正しい保管方法・使い方
最後に、まつ毛美容液の正しい保管方法と使い方を紹介します。
期限内であっても保管方法と使い方を間違えると結果的にまつ毛美容液が腐ることはあり得るので、しっかりチェックしていきましょう。
- 高温多湿・直射日光を避けて保管
- 成分が分離するので冷蔵庫での保管はNG
- 開封後はできるだけ早く使い切る
- 少しでも臭くなったら使用をやめて新しいものに交換
高温多湿・直射日光を避けて保管
まつ毛美容液は、高温多湿や直射日光を避けて保管しましょう。
高温多湿は雑菌が繁殖しやすい絶好の環境であり、直射日光が当たると美容液に温度変化が生じて劣化を早めるからです。
なるべく温度と湿度が低く、直射日光が当たらず温度変化の起きにくい場所で保管することを心がけてください。
成分が分離するので冷蔵庫での保管はNG
高温多湿や直射日光を避けられるから、といった理由でまつ毛美容液を冷蔵庫で保管する方がいますが、実はこちらもNGです。
なぜならまつ毛美容液の成分は、温度の変化で分離してしまうことがあるからです。
冷蔵庫に入れている間は低温で保たれていますが、使用する際に外に出せば室温になるため温度変化が生じます。
繰り返すとどんどん美容液の成分が分離し、劣化してしまうので注意しましょう。
開封後はできるだけ早く使い切る
まつ毛美容液は、開封後できるだけ早く使い切ることをおすすめします。
基本的には先述のとおり、開封後3~4か月、商品によっては2か月程度がまつ毛美容液の使用期限となります。
しかし商品によっては、配合成分や防腐剤の有無によって劣化が早まるものもあります。
使用量や回数の目安を超えて無理に使う必要はありませんが、毎日しっかりと継続して使用し、美容液が劣化しないうちに早い段階で使い切ることを心がけましょう。
容器の美容液を汚さないために清潔なまつ毛に使用する
大半のまつ毛美容液は、キャップの内側に筆やチップが付属していて、使用後はボトルの中に筆・チップを入れた状態で保管することになります。
容器内の美容液を汚さないためには、筆・チップが直接触れるまつ毛とその周辺は清潔な状態にしてから使用しましょう。
不潔な部位に使用したチップや筆をそのまま美容液の中に入れてしまうと、内部で雑菌が繁殖する原因となります。
少しでも臭くなったら使用をやめて新しいものに交換
まつ毛美容液に関しては、「ちょっと臭いかも…?」と感じる場面があれば、ツンとする酸っぱい臭いや腐敗臭がする前であっても新しいものと交換しましょう。
違和感のあるにおいは、まつ毛美容液が腐り始めているサインです。
すでに美容液内部では雑菌の繁殖や成分の分離が始まっているので、もったいなくても使用は中止し、新しいものを使い始めましょう。
臭いまつ毛美容液は使うべきでない!新しいものに交換を
今回は、まつ毛美容液が臭い場合の対処法について詳しく紹介しました。
まつ毛美容液は、開封して使用を開始した瞬間から少しずつ劣化が始まります。
どんなに万全な環境で保管したとしても、未開封でない限りはそう長く良い状態をキープすることはできません。
- におい
- 色
- テクスチャー
上記をしっかり把握し、少しでも違和感があるまつ毛美容液は使うべきではありません。
すぐに新しいものに交換し、安全にまつ育に励みましょう。