巨根には、巨根にしかわからない切実な悩みを持っています。
こちらの記事では、巨根がセックスをする際の4つのデメリットを徹底解説していきます。
それらのデメリットに対する改善策も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
巨根の定義は長さと竿の直径
「巨根とはどんなペニスを指す言葉なのか?」
巨根の定義を表すための要素は、以下の2点です。
- 竿の長さ
- 竿の直径
この両方が基準の数値を満たした時点で、そのペニスは「巨根」だと認定されます。
日本人のペニスの平均は勃起時13.56cm
株式会社TENGAが50万人の男性を対象におこなった調査によると、日本人のペニスの大きさの平均値は以下のように発表されています。
なお、以下の数値は全て勃起時の長さです。
ペニスの長さ | 13.56cm |
亀頭の太さ(直径) | 3.53cm |
竿の太さ(直径) | 3.19cm |
引用:TENGA公式HP
他にも、大東製薬工業株式会社の公式HPには「一般に日本人の完全勃起時の長さの平均は13cm前後と言われているようです」と記載されています。
引用:大東製薬工業株式会社公式HP
この2つの数値から、大体13cmほどの長さが日本人のペニスの平均値だといえるでしょう。
巨根の定義は勃起時15㎝以上・直径4.5㎝以上
巨根ペニスのサイズは勃起時15㎝以上、直径4.5cm以上と定義されることが多いです。
ただし、巨根の定義として学術的に認められている数値は発表されておらず、一般論でいわれる巨根には諸説があります。
オカモトコンドームが発売している、巨根用の、大きめサイズコンドームの直径は以下の通りです。
スーパービッグボーイ | 3.7cm |
メガビックボーイ | 4.6cm |
前述した日本人のペニスの平均サイズを基準に計算すると、直径4.6cmのペニスの長さは約15cmとなります。
諸説はありますが、巨根の定義は「勃起時15㎝以上・直径4.5cm以上」と考えても間違いはないでしょう。
巨根ならではのデメリット4選
男性だけの意識であれば、巨根は見栄を張れて喜ばしい点も多いでしょう。
しかし、その反面で巨根を持つ本人にしかわからないデメリットがいくつもあります。
その中から、いかにも「巨根ならでは」のデメリットを4つ解説します。
- 普通サイズのコンドームが使えない
- フェラチオを長い時間してもらえない
- 挿入する時に痛がられる
- ストロークの調整が難しい
普通サイズのコンドームが使えない
巨根のデメリットの代表的な例として「普通サイズのコンドームが使えない」ということが挙げられます。
一般的なラブホテルに置いてあるコンドームは、基本的には普通サイズ(Mサイズ)のものです。
巨根を持つ男性が突発的にホテルに行くことになると、あらかじめ巨根サイズのコンドームを用意しておかなければなりません。
巨根サイズのコンドームはコンビニでは売られていない事が多い為、ドラッグストアなどで購入する必要があります。
普通サイズのコンドームが使えないために、セックスを諦めたり、普通サイズのものを無理矢理装着したりした経験は、巨根男性なら誰もが一度はあるはずです。
フェラチオを長い時間してもらえない
巨根男性の多くは「フェラチオを長い時間してもらえない」という悩みを抱えています。
「顎が痛くなる……」
「疲れる……」
等と、女性から嫌がられてしまうのです。
フェラチオを早々に諦めた女性は、手コキに切り替えたり挿入をせがんだりと、フェラチオに再挑戦しようとする気配は見せません。
その男性のペニスを咥えることを一度諦めた女性は、次回以降のセックスにおいてもフェラチオは短時間で済ますようになるのです。
挿入する時に痛がられる
「巨根は気持ちいいと女性から喜ばれる」というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、実際には巨根の挿入を痛がる女性も一定数います。
女性の膣の大きさや形には個人差があります。
膣は伸縮性がありますが、大きいサイズのペニスを無理に挿入すると痛みが生じます
前戯を楽しみ、「ここからが本番だ」というときに女性に痛がられてしまうと、せっかくの巨根も萎えてしまいます。
「挿入を痛がられてしまい、それと共に萎えてしまう自分」に悩みを抱える巨根男性は多いはずです。
ストロークの調整が難しい
無事に挿入できたとしても、まだ安心はできません。
巨根男性は、普通サイズの男性に比べて「ストロークの調整が難しい」という悩みを持っています。
身長が低いなど体のサイズが小さい女性が相手だった場合、膣の奥行にはどうしても限界があります。
そのため、ペニスの付け根まで挿入することができず、途中までしか入っていない状態でストロークする必要があるのです。
快感が増幅してきて、夢中で全力ストロークしようものなら、勢い余って膣からペニスが抜けてしまいます。
巨根男性には、限られたスペース内で角度や勢いを調整しながらストロークを繰り返すテクニックが要求されるのです。
巨根セックスでのデメリットを解消する方法4選
前章で解説したように、巨根男性は巨根だからこそのデメリットを抱えています。
しかし、そのデメリットさえ解消すれば、セックスで女性を満足させられる可能性を十分に秘めているはずです。
そこで、巨根ならではのデメリットを解消する解決策を4つ解説していきます。
- 大き目サイズのコンドームを常備する
- 普通サイズの人よりも前戯はしっかり行う
- 場合によってはローションを使う
- 挿入時はどこまで入れて良いか女性に聞きながら動く
大き目サイズのコンドームを常備する
巨根男性はどんな時でも適正サイズのコンドームを装着できるよう、大き目サイズのコンドームを常備しておきましょう。
一般的にLサイズのコンドームは直径3.7cm前後、XLサイズのコンドームは直径4.6cmほどとなっています。
できればご自身のペニスのサイズを測定し、自分に合ったサイズのものを選ぶことをおすすめします。
「人より少し大きいかも」という人はLサイズ。
「明らかに大きいな」という人はXLサイズを選びましょう。
セックスのチャンスは、いつ訪れるかわかりません。
勢いでワンナイトする時でも対応できるように、大き目サイズのコンドームをカバンに忍ばせておきましょう。
普通サイズの人よりも前戯はしっかり行う
巨根を挿入しても痛がられてしまわないように、普通サイズの人よりも前戯をしっかりおこなうよう意識しましょう。
マイナビウーマンが100人の女性に対しておこなったアンケート調査によると、一般的なセックスの前戯時間は以下のようになっています。
第1位 5分以上10分未満(26.0%)
第2位 10分以上20分未満(25.0%)
第3位 前戯はほぼしない(20.0%)
更に、女性が考える理想の前戯時間は以下のようになっています。
第1位 10分以上20分未満(27.0%)
第2位 5分以上10分未満(25.0%)
第3位 20分以上30分未満(21.0%)
引用:マイナビウーマン「前戯は何分かけてる?理想の前戯時間とは?アンケートで徹底調査」
以上を踏まえると、巨根男性は前戯に30分から40分ほど時間を掛けると良いでしょう。
しっかりと前戯をして女性のアソコを濡らしてあげれば、痛がられることなくスムーズに挿入できるはずです。
場合によってはローションを使う
女性の濡れやすさには個人差があり、更に体調や緊張具合によっても変わってきます。
十分に前戯をしてもあまり濡れずに挿入を痛がってしまう場合は、ローションを使用すると良いでしょう。
ローションが潤滑剤となって、スムーズに挿入できるようサポートしてくれます。
ローションは様々なフレーバー付きのものがあるので、女性と一緒に選ぶのもおすすめです。
店舗で購入するのが恥ずかしい場合は、通販を利用すれば誰にも会わずに購入できます。
なお、ローションはそのままの状態で使うと冷たいので、女性がビックリして更に体を強張らせてしまいます。
湯煎などで人肌ほどに温め、女性のアソコにたっぷり塗ってから挿入しましょう。
挿入時はどこまで入れて良いか女性に聞きながら動く
女性が痛がらないように、ひいては女性器の内部を傷つけてしまわないように、女性に加減を聞きながら挿入することも大切です。
「大丈夫?痛かったら言ってね?」と一声掛けてあげるだけでも、女性を安心させてあげられるはずです。
女性が感じるセックスの気持ちよさは、男性側のテクニックの有無やペニスの大小よりも、女性自身が心身共にリラックスしていることが大前提です。
男性側が優しい気遣いを言葉や態度で示してあげるだけで、巨根のデメリットのほとんどは吹き飛んでしまうかもしれません。
巨根のセックスのデメリットは努力次第で改善できる
巨根男性の多くは、個々それぞれに巨根ならではのデメリットや悩みを抱えているはずです。
しかし、その全ては努力次第で改善できるものばかりです。
「普通サイズのコンドームで締め付けられて痛かった」
「挿入したら、女性に痛がられた」
そのような失敗経験を、決して無駄にしてはいけません。
きちんと改善策を見つけて対応することで、心身共に満足できるセックスができるようになるはずです。