身体が太っている男性は標準体型の男性に比べ、短小になりやすい。
残念ながら、これは事実です。
こちらの記事では、短小と体型の関係性について解説します。
デブが短小である理由は2つ
まず、デブが短小になってしまう理由として、下記の2つが挙げられます。
- 脂肪でペニスが埋まっている
- 男性ホルモンの減少で勃起力が低下している
脂肪でペニスが埋まっている
肥満により脂肪が下腹部に多くつくと、ペニスの根元が埋もれてしまい、脂肪が少ない男性に比べペニスが短く見えてしまいます。
こういったペニスは「埋没陰茎」と呼ばれます。
具体的な対策としてはダイエットか脂肪吸引などの手術療法が挙げられます。
男性ホルモンの減少で勃起力が低下している
体脂肪過多の影響による男性ホルモンの低下によっておきる勃起力の低下も、短小の原因に繋がります。
肥満になると、内臓脂肪が増加します。
男性ホルモンであるテストステロンを女性ホルモンに変換する酵素であるアロマターゼが増加し、結果として男性ホルモンの分泌が抑えられてしまいます。
そうなると、男性としての機能の低下につながり、ED(勃起不全)の要因にもなります。
デブの短小改善方法は4つ
こちらでは、肥満による短小の改善法を4つご紹介します。
- 手術による治療
- ED(勃起不全)の治療
- 男性ホルモンの投与による治療
- 過度に太っている人はダイエットだけでも短小が改善する
手術による治療
手術による治療には下記2つの治療法から選べます。
ご自身のペニスの状態や、原因を元に医師と相談して手術を選びましょう。
- 長茎術
- 亀頭増大術
長茎術
長茎術とは、体内に隠れている陰茎部分を外に出す手術です。
この手術には主に2つの治療方法があり、適切な方法が選ばれます。
1つ目は「埋没陰茎矯正術」。
ペニスを引っ張っている力を緩める事で短小を改善する方法です。
2つ目は「恥骨部脂肪吸引式長茎術」。
下腹部の脂肪を吸引する事でペニスを長く見せる方法です。
手術を受ける人の割合として、前者の「埋没陰茎矯正術」を受ける人の方が多いようです。
この手術による効果は、通常時で3~4cm、勃起時で、1~2cmの効果が期待されます。
亀頭増大術
亀頭増大術は亀頭を増大させることでペニスの見栄えを良くする手術です。
亀頭にヒアルロン酸を注射する事で、サイズアップを図ります。亀頭以外にも陰茎部分にヒアルロン酸を注入し太さを増す事も可能です。
ED(勃起不全)の治療
短小の人の中には、ED(勃起不全)治療を行う事で、短小が改善する事もあります。
ED治療時にはバイアグラやシアリスなどのED治療薬(勃起不全治療薬)が処方されます。
薬剤の働きにより、正常な勃起を助ける効果があります。
飲むだけで改善する簡単な治療ではありますが、薬剤が効いている時間しか短小が改善されないという難点もあります。
また、ED治療薬を服用しても正常な勃起が出来るようになるだけなので、ペニスのサイズ自体は大きく変化しない点も留意しましょう。
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男性ホルモンの投与による治療
男性ホルモン量が少ない人には、男性ホルモンを補充する治療が選ばれることがあります。
男性ホルモン(テストステロン)は筋肉や性機能に必要なホルモンなので、正しく服用を続ければ性機能の改善が期待出来ます。
ただ、必ずしも男性器の大きさに繋がる治療ではない事を留意しましょう。
過度に太っている人はダイエットだけでも短小が改善する
肥満による短小は、肥満を改善する事で解消する事が殆どです。
この記事を読み終えたら、生活習慣の改善、ダイエットに取り掛かりましょう。
1日や2日で改善する事はないので、3ヵ月以上の長い期間ダイエットを続けるようにすれば、体型の改善と共に短小も改善する可能性があります。
受診すべきは形成外科クリニック
どうしても医療機関にて短小を改善したい人は、形成外科を受診しましょう。
受診時の重要なポイントを2つ、こちらで紹介します。
- まずはカウンセリングを受ける
- 治療費は大体3万円から
まずはカウンセリングを受ける
まずは、ご自身の悩みをしっかり聞いてくれるクリニックを探す事から始めましょう。
どんな症状が出ていて、どんな治療を希望しているのか。
通いやすいなと思うクリニックを選ぶのも大切です。
カウンセリング時には、「アクセス」「院の雰囲気」なども確認するようにしましょう。
治療費は大体3万円から
形成外科での早漏治療は、大体3万円からスタートします。
早漏治療には健康保険が適用されない為、自費診療になります。
手術の方法や治療法によって費用は大きく変動します。
また、自費診療なので同じ治療法でもクリニックによって費用が変動します。
ご自身が考えている予算と相談しながら、具体的な治療法を考えてみましょう。
デブの短小は治療で改善できる。悩んだら形成外科クリニックを受診しよう
デブの短小は、基本的にはダイエットで改善します。
どうしても自力での改善が難しいと思う方は、形成外科を受診して相談することから行動を始めてみましょう。